■ 浄土宗 今月のことば(12月 4日更新)

Good deeds you have done for others are certain to help you. 

がんばってきたこと、続けてきたことは無駄になりません。

あなたの行く先を照らす光になるはずです。

 

落ち葉舞い散り冬の到来を身近に感じる頃となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日「2023年新語・流行語大賞」の年間大賞は『アレ(A.R.E.)』と発表がありました。皆さま御存知、プロ野球の阪神タイガースが18年ぶりにリーグを制した『アレ=優勝』を指す言葉です。「春の大山」の詩ではないですが、ファンが抱く希望の灯を今年は特に大切に守り育み信じ切ったからこそ、この歓喜に繋がったのではないかと思います。日本一に至っては38年ぶり…「信じ続けて良かった!」と思われた方々。本当におめでとうございました。

年末にかけては一年の振り返り、また来年の抱負を思い描く場面があるかと思います。はっきりと未来の理想をイメージしてそのルートを計画する方もおられるでしょうし、その時その場面で自分が心動かされたことに一つづつ取り組み、結果もしかしたら自分の想像を超える、または思いもよらない境地に辿り着く、辿り着いた方もおられるでしょう。でもどちらにも共通するのは「今よりも向上したい、今より少し輝く道へ一歩踏み出したい」という心の持ちようではないでしょうか。自分を大切に、自分を信じて、向き不向きよりも前向きに!の気持ちで、それぞれの心の灯が確かな芯を持った輝きを発せられるよう、共に「な・む・あ・み・だ・ぶ・つ」の念仏を申しこの年の瀬を過ごしてまいりましょう。 

これからの季節、何かとご多忙のことと思いますが、どうかお身体には十分お気をつけてお過ごしください。



■ 『お十夜法要』開催のご案内(11月 21日更新)

今週末11月25日(土曜日)、西光寺で「お十夜(正式には十日十夜法要)」と呼ばれる秋の念仏行事が予定されています。開始時刻は 午後 7:00 となっております。

蝋燭の灯りがほんのり空間を照らすだけの本堂で、口に念仏、そして手には同席の皆さまと大数珠繰りを行なう内容となっております。他の法要と比べてどちらかといえば、ご先祖様の供養というより自身の修業という色があります。

興味関心持たれた方々、どなた様でも是非当日ご一緒に念仏申しに来寺ください(^^)

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■ 浄土宗 今月のことば(11月 1日更新)

The moment when you make a resolution is the perfect time to start fulfilling it.

物ごとを始めるのに遅いということはありません。始めようと思った時がスタートの日です。

 

秋の日はつるべ落としと言いますが、もうすっかり日足が短くなりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

最近テレビでよく聞く「リスキリング(学び直し)」という言葉。主に企業など雇用側が主体となって職業能力の再開発を行うこととあります。似た意味の言葉に「リカレント」がありますが、こちらは個人を主体とした生涯学習を指すそうです。

つまり平均寿命が延び技術革新の急速な進展が見られるこの時代において、電子機器同様我々も一人ひとりのアップデート(更新)か求められている…と(^^;)

しかしそれぞれを取り巻く生活環境に起因する時間的・費用的制約など改善、解決されなければならない処問題があるのも事実。『よりよく生きる道を探し続けることが大切』の理念がさらに浸透することを願います。

今日をよりよく生きようとする我々に先人が残してくださったもの…まさに「念仏の教え」がそれにあたります。ご先祖さまとのご縁を大切に、そこに今を生きる自身の学びをプラスして、「物質的な豊かさに満たされた」というよりは「毎日が充実し心身が満たされた」生活が送れるよう「お念仏」とともに過ごしてまいりましょう。

 

追記:

「今月のことば」を受けて内容を考えるにあたり「今日が一番若い日」と検索(^^;?)すると、「ダ・カーポ」という歌手グループの曲がトップに示されました。

 

作詞:榊原 広子  作曲:榊原 政敏

今日が いちばん 若い日 そう生きてる限り  今日が いちばん 若い日 ほら あなたも私も

遠くは 見えないけど 近くの幸せ見つけた  早くは 歩けないけど 足元の春に気づいた

人の名前が思い出せない だけどイヤなことも忘れた  後悔はありすぎて 今はどうでもいい

もう私たち 昨日には戻れない 泣いても 笑っても  悔やんでも

だから今日を精一杯 生きていきましょう~

 

この歌詞のように前向きな気持ちで過ごしていきたいものですね。

朝晩の冷え込みが日に日に厳しくなってくる時季ですので、お身体くれぐれも大切にお過ごしください。



■ 浄土宗 今月のことば(10月 1日更新)

Constantly chant the name of the Amida Buddha to attain birth the Pure Land.

私たちには、向かうべき浄土があり、そこへ往くためのお念仏があります。

達成に向かい、日々お念仏をおとなえしましょう。

 

うろこ雲が秋空に映えるころとなりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

「4月1日~翌年3月31日」までを一年間とした区切りでは今日が後半期のスタート。外は運動会を延期にさせる生憎の雨模様ですが(ーー゛)…心静かに後半期の目標を立ててみるのもいいのではないでしょうか。

法然上人が承安5年(西暦1175年)に開宗された浄土宗。その教えは…仏教に登場する数多くの仏のうち阿弥陀仏に信仰を寄、自己のいのちの行き先を阿弥陀仏がまします西方極楽浄土と定め、死後にその浄土への往生がかなうように「南無阿弥陀仏」と阿弥陀仏の御名をとなえること、とされています。

そう、「西方極楽浄土に往生すること」が目標であり、その手段として「なむあみだぶつと念仏申すこと」が示されています。日々四苦八苦に苛まれるこの世でありますが、無常だけど生きる、無常だからこそ生きる、そんな毎日を誰もが過ごしています。表題の「あとは射るだけ」の主語は「あなた」自身です。どうか皆さまの日常に念仏の習慣がより根付きますように。ともに念仏申していきましょう。

寒暖差の激しい季節となりました。お身体には十分お気をつけてお過ごしください。



■ 『秋季彼岸会法要』について(9月 22日更新)

本日 9月22日(金)「西光寺 秋季彼岸会法要」を開催いたします。

開始時刻は 午後 7:00 となっております。

 

太陽がほぼ真西の方角に沈むこの季節。夕刻西の方角に今日ある自分を育んでくれた今は亡き方々を思って、その足で是非お寺にお参りください。この機会、共にお念仏(なむあみだぶつつ)を申しましょう。

総代、年行事の皆様方におかれましては本日多々お世話になりますが、どうぞ宜しくお願い致します。

 

9月25日(月)は水分の超勝寺、翌26日(火)は白木の往西寺でも「秋彼岸会」が開催予定です。皆さまご協力のほど宜しくお願い致します。



■ 浄土宗 今月のことば(9月 1日更新)

To continue means to never give up.

立ち止まったり、つまずいたりしても大丈夫。

目標と向き合い続ければきっと成し遂げることができるはずです。

 

9月に入ってもなお厳しい残暑が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

マスメディアでその名前を聞かない日がないメジャーリーガー「大谷翔平」選手について。日々その活躍に心躍りますが、これだけの結果を残し続ける裏には、我々の知見を超える心身ともの日々の鍛錬や努力があることは容易に想像がつきます。実際そう易々と真似できるものではありませんが(-_-;)。そんな大谷選手が高校一年生の時に作成したのが、夢(強い目標)を中心に置き周囲9×9の計81マスにそれを実現するための目標を書き込んだ「目標達成シート」です(↓クリックして拡大可)

 参照元

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/02/gazo/G20130202005109500.html

 

大谷選手は、「なるべく具体的に、また少し高い目標を書くよう」意識して書いたそうです。自分の夢(大きな目標)を叶えるために、その道のりを細分化して日々の生活や練習をその意識のもと取り組んでいく。その積み重ねが今日の大谷選手を作り上げたことかと思います。

夢は、待っていれば突然降ってくるものではなく、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることはできないと言われます。いつの間にか夢中になって取り組んでいる対象をもう少しだけ深く掘り下げてみたら…周りに左右されない自分だけの宝物が見つかるかもしれませんね。

夏の疲れが出やすい時期ですので、くれぐれもお身体を大切になさってください。



■ お盆 『大施餓鬼会法要』について(8月 1日更新)

今月 8月20日(日)に開催する「2023年 西光寺 大施餓鬼会法要」についてお知らせします。なおこの内容は先日各御家庭に配付致しました要綱と同じです。

 

今回 4年ぶりに一般参詣をいただくこととなります。当日みなさまに安心してお参りいただけるよう準備を進めてまいります。どうぞご協力のほど宜しくお願い致します。

 

以下に『回向依頼書』も添付いたしますので、また必要に応じてご利用ください。 


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大施餓鬼会法要 案内.pdf
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当日の流れ.pdf
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回向依頼書(事前申込用紙).pdf
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■ 浄土宗 今月のことば(8月 1日更新)

On hot days in the summer, refreshing breezes from the Pure Land come to cool us.

暑い中に吹く一時の涼風は、「極楽の余り風」とも呼ばれます。

頬をなでるやさしい風は、極楽のご先祖さまからのエールかもしれません。

 

降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じるころになりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

多くの学生にとって「夏休み」到来のこの季節。当事者にとってはクラブや勉強、趣味やバイトに集中していたら、それもあっという間の時間でしょうか。『何者かになろう』…としていた当時を振り返ると、今の時代に重視される「タイパ(※タイムパフォーマンスの略で、かけた時間に対してどのくらいの効果や価値があったのかを指す時間対効果のこと)」とはかけ離れた過ごし方をしていたなぁと思い出します。結果その積み重ねが今の自分。振り返ればその発達段階ごとの取捨選択に反省や後悔もたくさんあるけど、その一つひとつは「その時その環境の中での選択肢から自分が選んだ(選ばざるを得なかった)最善の手」であって、もう今更どうこう言えません。

 

法然上人の教えには、故人が間違いなく迷いの世界から解脱されること(往相)、浄土よりお護りいただくこと(還相)、死が永遠の別れではなくいずれ浄土において再会できること(倶会一処)が示されています。この八月は各御家庭のご先祖さまが彼の岸である西方極楽浄土から、此の岸である私たちが今過ごすこの世界にお帰りくださる期間となります。仏壇やお墓、またご自宅において、共に過ごした時間を思い出したり、その後の日々について語り合ったり…そんなお盆の期間となりますよう願っております。心にいつも念仏を。

 

厳しい暑さが続きます。水分補給をしっかりしてお互い体調には気をつけましょう🍀



■ 浄土宗 今月のことば(7月 1日更新)

Be aware that every day consists of delicate balancing.

多くのつながりに支えられている日常。当然と思っていると想わぬほころびにつながることも。

 

梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。

今テレビで「大谷選手30号ホームラン⚾」のニュースを見ました。これこそ表題の「当たり前」と思ってはいけないことかと。ただただすごい。

私たちの人生はままならないものであり自分の思うようにはならない…という点において、「全ては苦しみである」と説くのが仏教の真理であります。老いては苦しみ、病を患っては苦しみ、愛する人との別れに苦しみ、求めるものが得られず苦しみ…「苦・苦・苦」ばかりです( ̄▽ ̄;)しかしこの度、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天と六道を巡る中、人として生まれたきたこの生涯を想うと、これ自体が決して「当たり前」ではないこと。またその中で出会うことになる家族や友だち、仕事や趣味はさらに奇跡の積み重なりの先に得た機会であることに気付かねばなりません。

法然上人が浄土宗を開宗されたのは、全ての人々が救済される教えを提示するため。開宗850年を控えた今この教えに出会えたことに感謝し、残された「決して智者の振る舞いをせずしてただ一向に念仏すべし」の言葉を忘れず日々過ごさねばと思います。苦しみは分け合って軽減、喜びも分かち合って拡散…と、誰もが今よりも少し陽の当たる場所を目指せるよう「大丈夫、いっしょいっしょ!」と共に支えあって歩みを進めてまいりましょう。

蒸し暑く寝苦しい日が続きますが、体調にはくれぐれもご留意ください🍀



■ 浄土宗 今月のことば(6月 1日更新)

Each time you chant nembutsu , your faith in Amida Buddha deepens.

(往生を願いお念仏をとなえ続けるなかに阿弥陀さまや極楽浄土への想いは自然と育まれます)

 

紫陽花が雨に映える季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしですか。

お寺周辺では苗を積んだ軽トラやトラクターが忙しくその役目を果たす様子が見られます。道路にブロック状の土の塊が線路の如く並んでいる…小さいころから見慣れた景色がここにあります。

ある大学教授の研究によると、朝ごはんは何を食べよう、今日はこの服を着よう…など、私たちは1日に最大で3万5千の決断を下していると言われています。これは、話す言葉、食べる物、仕事や家庭での重要な判断等多岐にわたります。

すると身体を動かし続けて疲弊するのと同様に、私たちの頭(脳)も疲労が重なり、結果徐々に決断の質も低下していく傾向があると…。夕方スーパーに行ったり、夜に○mazon等ネットショップで本来必要であったものにプラスα買い物してしまうのはこのせいでしょうか⁉いや、これはただの煩悩?

そんな凝り固まった心と身体をほぐすのに役立つのが「南無阿弥陀仏」の六字名号、つまりお念仏です。「なむあみだぶつ」と平仮名で思い描くとより優しく聞こえるでしょうかみなさまが口に唱える念仏の声が、乾いた土壌に降る梅雨の如く、それぞれ自身の心や身体を潤してくれることでしょう。

梅雨冷えの肌寒い日もありますので、体調を崩されませんようお元気でお過ごしください。



■ 浄土宗 今月のことば(5月 8日更新)

When you are tired , take a rest. Then start forward afresh.

(疲れたときは、ひと息つくことも大切。心にも体にも英気を養い、また歩みはじめましょう)

 

新年度が始まってはや一ヶ月、みなさま心身の調子はいかがでしょうか。

この春に生活環境が大きく変わった方もおられると思います。その中、早く独り立ちしたい、周りから「デキルやつ」だと思われたい…アクセル全開でこの一か月を過ごされた方もいるのではないでしょうか。

また逆に慣れ親しんだ環境でお過ごしの場合でも、「〇〇さんはしっかりしている。○○さんは何でもできる。○○さんはできて当たり前…」などとイメージが定着して、「いやいや…できて当たり前ではない、できるようにしてるだけ。本当は誰よりももろい人間なのに」と現実世界の沼に沈み悩みを抱えておられる方もおられるでしょう。

慣れない学びや仕事、対人関係はわれわれ人間を何よりも疲れさせますね (ーー゛)

そんな方に以下のことばを贈ります。

 

「自立」ということは、依存を排除することではなく必要な依存を受け入れ自分がどれほど依存しているかを自覚し感謝していること。依存を排除して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう(河合隼雄「心の処方箋」)

 

この季節元気に泳ぐ鯉のぼりのように…我々も背伸びすることなくそれぞれのペースで確かな一歩を進めてまいりましょう。「なむあみだぶつ」の念仏をどうぞお供にお唱えくださいね。



■ 浄土宗 大阪教区イベントのお知らせ(4月 25日更新)

 

◎大阪教区教化団主催イベントの紹介です。

 

〇「大阪教区第38回仏教文化大講演会」

・日時…令和5年6月9日(金)

12時開場、12時30分開会、15時30分閉会

・場所…大阪国際交流センター「大ホール」

 

今回は浄土宗開宗850年慶讃おまちうけ法要並びに総本山知恩院おてつぎ運動推進大会を併修いたします。

12時開場、12時30分開会、15時30分閉会)

 

ご入場には「入場券(奉賛券)」が必要です。参加料は無料ですが、事前の申し込みが必要となりますので、ご家族・ご友人と、また個人で参加していただける方は「西光寺」までご連絡のほど宜しくお願い致します。〆切は5月6日ですが、予定枚数終了次第受付が締め切られますので、ご予定許すようでしたら早くにご連絡いただきますと有難いです。



■ 浄土宗 今月のことば(4月1日更新)

Good encounters can lead you to a better future.

この季節にはさまざまな出会いがあり、なかには善い方向へと導いてくれるものも。

一つひとつの出会い、大事にしたいですね。

 

春は出会いと別れの季節。入学式と卒業式、みなさんは自分自身どちらの方が印象に残っておられるでしょうか?入学や転勤等、新しい環境での期待と不安が入り混じる日々を思い出すと何かヒリヒリした感情が蘇ります。対して、数年間共に学んだ友人や仕事をした同僚との別れ(巣立ち)は名残惜しい感傷と、「またね!」のまたが実現していない現実を再認識します。会える機会を大切にしないと💦

法然上人のお言葉に「会者定離は常の習い、今始めたるにあらず。何ぞ深く嘆かんや。宿縁空しからずば同一蓮に坐せん。浄土の再会、甚だ近きにあり。今の別れは暫くの悲しみ、春の世の夢のごとし。信謗ともに縁として、先に生まれて後を導かん。引摂縁はこれ浄土の楽しみなり」とあります。念仏者同士は別離を嘆く必要はない。いずれ必ず再会できます…との意味です。

同様にこの度の生涯を通して出会う人々は、「あの人、この人」と比較するまでもなく誰もが皆自分自身にとって縁深い人であります。全ての縁に感謝の気持ちをもって、それぞれが人間としての品格を高められる…そんな関係でありたいものです。



■ 3月の開催行事について(3月5日更新)

今月 3月20日(月)に開催する「西光寺 春彼岸会」につきまして、先日年行事様を通して各御家庭に案内を配布いたしました。

今回 3年ぶりに一般参詣をいただくこととなります。当日みなさまに安心してお参りいただけるよう準備を進めてまいります。

以下に春彼岸会の回向依頼書も添付いたしますので、また必要に応じてご利用ください。

水分超勝寺は23日、白木往西寺も24日に上記同様それぞれの会場で「春彼岸会」を開催いたします。どうぞ宜しくお願い致します。

 

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春彼岸会 回向依頼書(事前申込用紙)
彼岸 回向依頼書.pdf
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■ 浄土宗 今月のことば(3月1日更新)

A casual remark that you make encourage others.

今あなたのさりげないひと言が、誰かの支えになることも。

他人(ひと)にかける言葉には気を使いたいですね。

 

先日走ったフルマラソン…体の異変、心の挫折を乗り切ることができたのは沿道からの掛け声でした。給水所で「休憩してんとはよ走りやー💦」とも言われましたが、多くのランナーに向けて「がんばって」の声が止むことはありませんでした。感謝感謝です。

法然上人のお言葉に「ただ往生極楽の為には、南無阿弥陀仏と申して疑いなく、往生するぞと思いとりて申す外には別の仔細候わず」とあります。「ただ、極楽浄土に往生するためには、〈「なむあみだぶつ」』と声に出してとなえることによって必ず往生するのだ!〉 と心を定めて念仏をとなえる以外、何も特別なことはありません」という意味です。

今から811年前(1212年1月23日)に上人自ら申されたこの力強い一文を心の拠り所として日々過ごしてまいりたいと思います。この季節の変わり目、みなさまが元気にお過ごしになられることを切に願っております。



■ 2月の開催行事について(2月5日更新)

今月2/19に開催予定でした「御忌法要」につきましては、各御家庭に配布いたしましたプリントにあるように一般参詣は控えていただくこととなりました。寺族のみで当日厳修致します。

参詣を楽しみにしていただいていたみなさま、大変申し訳ありません。

来月の春彼岸会でみなさまと共に念仏を申せるよう事前準備を進めたいと思います。

以下に春彼岸会の回向依頼書も添付いたしますので、また必要に応じてご利用ください。

 

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春彼岸会 回向依頼書(事前申込用紙)
彼岸 回向依頼書.pdf
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■ 浄土宗 今月のことば(2月1日更新)

Advance little by little , starting with the things you can do now.

今できることから、少しずつ進めていきましょう。

 

みなさまは年始にどんな今年の目標を立てられましたでしょうか?

人が人生に求めるものに『愛情』『安心』『お金』『承認、賞賛』等ありますが、それぞれ自分のものにするまでにはいくつかのステップを踏まなければなりません。なぜなら必要なものは少しずつしか揃っていかないからです。でも少しずつでも歩み続けないと求める地点に届かない。やりたいと思ってすぐに出来ることは…所詮それまでのことなのではないでしょうか。

心理学者で哲学者のウィリアム・ジェームズの格言に「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。」とあり、また桂小金治さんの言葉に「一年発起は誰でもする。努力までならみんなする。そこから一歩抜き出るためには、努力の上に辛抱という棒を立てろ。この棒に花が咲く。」とあります。確かな土台の構築の上に地道な努力が必要と…まさに修行💦

法然上人のおことばに「念仏の修業は、智慧を極めて覚る道ではなく、愚痴に立ち戻って極楽に生まれる道である。」とあります。歩みが小さいほど継続するのに辛抱が必要ですが、向き不向きより前向きな気持ちをもって日々過ごしてまいりましょう。



■ 浄土宗 今月のことば(1月1日更新)

Right now ,take the first step toward achieving the goals you have set.

せっかく立てた目標も実行しなければ達成できません。まず一歩踏み出してみましょう。

 

「一年の計は元旦にあり」ということわざがあります。これは「物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てることが大切である」という意味です。自分自身が過去新年を迎えるにあたり立てた計(目標)を振り返ってみると「月間○キロ走る」「毎日腹筋○回する」…etc。どれも続いたためしがないだけでなく自分自身だけにベクトルが向いた格好つけ目標であり、(長期目標を設定した上での)短期目標でない点も残念なところです💦さてみなさまはどんな今年の目標を立てられましたでしょうか?

 

『無量寿経』下「五段悪」に、年始の「修正会」等で唱える『祝聖文(しゅくしょうもん)』という偈文があります。

天下和順…国中すべてのものが和らぎ 

日月清明…日や月が大空に輝き

風雨以時…時に応じて雨が降り風が吹き

災厲不起…災害や疫病が発生せず

国富民安…国や民は豊かにまた安らかに

兵戈無用…武器を行使せずに戦うことなく

崇徳興仁…人々は徳を崇め仁を興し

務修禮譲…礼儀と謙譲の道にいそしむ

 

「日々の念仏」…常に口に出して称える念仏を実践し、それを保ち続けることで必ず極楽往生がとげられる。これを今年元旦の「計」にしてみてはいかがでしょう。上記「祝聖文」内容の世界を今も未来も継続できるように。 



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